可変式ダンベルのおすすめ商品が知りたいな
こんな悩みを解決します。
- 記事の内容
- 可変式ダンベルのメリット・デメリット
- 可変式ダンベルのオススメ商品【ランカー(ranker)】の特徴
- 20kgか40kg、どっちを購入すべき?
- Amazon人気商品と楽天人気商品の比較
先日楽天でランカー(ranker)の可変式ダンベル40kgを購入しました。可変式ダンベルのおすすめメーカーやメリット・デメリット、使い方・仕組み、何キロを買えばいいかについて知りたい方が多いと思うのでレビュー記事を書きました。
可変式ダンベルのおすすめ商品が知りたい方は、この記事を読み終わると、自分に合ったダンベルを見るけることができますよ。
可変式ダンベル(ダイヤル式)を購入した理由
ぼくが可変式ダンベル(ダイヤル式)を購入した理由は、下記の5つになります。
- 重量の変更が楽
- スペースを取らない
- ダンベルやプレートを買い足す必要がない
- オン・ザ・ニーができる
- ジムに通うことを考えると経済的
上記5つについて、1つずつ掘り下げていきますね。
重量の変更が楽
可変式ダンベル(ダイヤル式)の一番の魅力は、重量の変更が一瞬でできるところです。
スクリュー式ダンベルの場合、重さを変えたいと思ったら、いったん両サイドのプレートとストッパーを外し、付け替える必要があります。重量を変えるためにプレートを毎回付替えをするのは手間だし、集中力やリズムが崩れるのは嫌だなと感じていたいのでダイヤル式を選びました。
可変式ダンベル(ダイヤル式)は両側のダイヤルをクルクル回すだけ、5秒もあれば重量の変更ができるのでとても楽です。
スペースを取らない
可変式ダンベル(ダイヤル式)はダンベルとプレート、専用台座がセットになっているので場所を取りません。
ぼくは家族と一緒に賃貸アパートに住んでいて、トレーニング専用の部屋が作れません。また部屋にプレートが何枚も積まれている状態は見た目的に避けたいと思っていたので、スペースを取らない商品を探していました。
ダイヤル式の『専用台座の中にすべて収まる省スペースなところ』に魅力を感じ購入しました。
ダンベルやプレートを買い足す必要がない
可変式ダンベル(ダイヤル式)は重量を自由に変更できるので、ダンベルやプレートを買い足す必要がありません。
もし固定式ダンベル(重さが決まっているダンベル)の場合、「ちょっと重たいのが欲しいな、また軽いのが欲しいな」と思ったらダンベルを買い足す必要があります。その都度、買い足しているとお金もかかりますし、置くスペースの問題が出てきますよね。
できる限りお金をかけず、長く使えるダンベルが欲しかったので、プレートなどを買い足す必要がないダイヤル式を選びました。
オン・ザ・ニーができる
オン・ザ・ニーができる。これも大切なポイントでした。
オン・ザ・ニーとはショルダープレスやインクラインベンチプレスのファーストポジションに移る際、ダンベルをひざに置く動作のことです。
シャフトが尖っている場合、オン・ザ・ニーを繰り返し行っているとひざや太ももが痛くなります。100%トレーニングに集中したいのに、ケガをしないようひざにゆっくり置くことを意識しながら筋トレするのは嫌ですよね。
ダイヤル式は先が尖っておらず、素材はゴムやプラスチックを使用しているので、オン・ザ・ニーをしてもケガすることがありません。
ジムに通うことを考えると経済的
可変式ダンベル(ダイヤル式)の値段は安くても2万円以上なので、決して安い買い物ではありません。ですがジムに通うことを考えるとリーズナブルです。
具体的な金額を比較すると、下記になります。
1ヶ月目 | 1年目 | 2年目 | 3年目 | 3年計 | |
ダンベル | 35,000円 | 35,000円 | ー | ー | 35,000円 |
ジム | 8,000円 | 96,000円 | 96,000円 | 96,000円 | 288,000円 |
ジムと比較した場合、初期費用はかかりますが1年間以内に支払った金額は十分に回収できます。大きな出費なのでかなり迷いましたが、長期で見たときに十分もとが取れるので思い切って購入しました。
設備についてはジムの方が圧倒的に充実しています。本格的にトレーニングしたい人は、ダンベルだけでは物足りないかもしれません。ですがぼくの場合、経済的な部分とジムに通う時間がなくなるメリットを感じたので、ジムを退会してダンベルの購入を決めました。
到着から組み立てまで
商品が到着してから、組み立てるまでの流れをご紹介していきます。
注文してから約1ヶ月で到着
楽天で4月5日に注文して5月3日に商品が届きました。
ランカー(ranker)のダンベルは中国から発送され、代理店を通じて商品が届きます。メーカーからのダイレクト発送ではないので、すこし時間がかかりました。
楽天の口コミを見ていると、以前は1週間以内で到着していたみたいです。今回1ヶ月の時間がかかったのは、コロナウイルスの影響でジムが臨時休業となり、トレーニング器具の需要が高まったためです。
外箱や梱包の状態
自分が想像していた2倍以上の大きさのダンボールが計4箱届きました。配送業者「佐川急便」の配達員の方が汗だくで持ってきてくれたので、すごく申し訳なかったです。
「中国製だから梱包は雑なのかな」と勝手に決めつけていましたが、下記の写真のように発泡スチロールでしっかり梱包されていました。
丁寧な梱包にはとても満足でしたが、ダンボールと発泡スチロールのサイズがとにかく大きいので、開封後の後始末やゴミの処理が大変でした。
組み立てるまで
ランカーのダイヤル式ダンベルは組み立て不要なので、ドライバーなどの工具がなくても大丈夫です。ダンボールから梱包された商品を取り出して、専用台座にセットするだけで利用できます。
下記の写真のように、配送時に荷崩れしないようナイロン製のベルトで括り付けられています。「ハサミで切っていいのかどうか?」迷いましたが、ネットで調べたところ、このベルトは使わないことが分かったのでハサミで切断。
専用台座にプレートとダンベルをセットした状態が下記の写真になります。
組み立ては本当にカンタンで10分程度で終わりました。ドライバーを使ってプレートをセットする作業がないので、誰でもカンタンに組み立てられます。
可変式ダンベル「ランカー(ranker)」の特徴
ここからはランカー(ranker)のダイヤル式ダンベルの特徴について、詳しくご紹介させていただきます。
サイズ・大きさ
ダンベル1個の大きさは横46cm×縦23cmとなります。
A4ノート2冊ちょっとくらいの大きさですね。決してコンパクトな大きさとはいえないですが、トレーニング専用の部屋が作れなくても保管場所には困らないサイズです。
使い方・仕組み
使い方は、右側と左側のダイヤルを自分の好きな重量に合せてクルクル回すだけなのでとてもカンタンです。
各種目ごとに重さを調節する煩わしさから開放されます。また一瞬で重量が変更できるので、ドロップセットの場合もリズムを崩すことなくトレーニングできます。
ダイヤルはポンド表記ではなく、分かりやすいキログラム(kg) 表記になります。ちなみに右側ダイヤルと左側ダイヤルの重量がズレていると、ダンベルが抜けない仕組みになっています。
ダイヤルを回すと「カチン」「カチン」という歯車が噛み合った金属音が鳴るので、プレートがしっかりセットされたことが音で確認できるところも◎です。
重量は17段階の可変式
ranker(ランカー)の可変式ダンベル40kgは、17段階で重量の変更が可能です。
具体的な内容は下記になります。
- 重さ:5kg、7kg、9kg、11kg、13kg、15kg、18kg、20kg、22kg、25kg、27kg、29kg、32kg、34kg、36kg、38kg、40kgの全17段階
下記のような説明書が商品と一緒に付いています。上がキログラム表記、下がポンド表記になります。ちなみにポンドは1ポンドは約453グラムです。LBの数値は無視して問題ありません。
イメージが湧きやすいように、9kg・20kg・40kgにセットした時の見た目を写真でご紹介させていただきます。。
- 9kgにセット
- 20kgにセット
- 40kgにセット
重さを増やすごとに、プレートがセットされていきます。
プレートはダンベル1個につき10枚
プレートはダンベル1個につき計10枚となります。プレートの重さと枚数は、下記になります。
- 6.4kgプレート:計2枚
- 4.3kgプレート:計2枚
- 2.9kgプレート:計2枚
- 2.1kgプレート:計2枚
- 1.0kgプレート:計2枚
勘がいい人はお気づきかもですが、プレートの重さには0.1kg前後の誤差があります。ダイヤル式ダンベルは大半が中国製なので、値段のことを考えると若干の重さの誤差は仕方がないとぼくは思います。
シャフトの太さは30mm~35mm、長さは11cm
ranker(ランカー)のシャフトは、シャフト中央に向かってすこし太くなる独特な形(樽型)をしています。
シャフトの太さについて代理店を通じてメーカーに問い合わせたところ、『シャフトの太さは30~35mm。個体によって多少の誤差あり』の回答がありました。
公式競技のシャフトの太さは『28mm』なので、公式と比べると2~7mm太いです。
実際に使用してみた感覚としては、握りづらかったり、持ちにくいなどの違和感はまったくなく、ジムとほぼ同じ感覚で筋トレできます。楽天の口コミを見ていても「握りづらい」といったコメントはほとんど見かけませんでした。30~35mmのシャフトの太さは、趣味レベルで筋トレするくらいなら気にならないと思います。
ダンベルスタンド付き
プラスティック製の専用台座が付いています。
プレート、シャフトがすべて専用台座に収まるので、余分なスペースを取りません。また全てがしっかり固定されるので、ダンベルが転がってたいせつな家具を傷つけたり、家の壁を傷つける心配はありません。
90日間の保証付き
万が一、初期不良や使用中に故障した場合、90日間以内であれば無料で商品の交換ができます。
無料保証が付いていないメーカーがある中で、3ヶ月の無料保証が付いているranker(ランカー)の商品は安心できます。
使ってみて分かった可変式ダンベルのデメリット
ダイヤル式可変式ダンベルは非の打ち所のない理想的な商品に見えますが、実際使ってみるとデメリットも見えてきます。
使ってみて分かったマイナス点について、これからご紹介していきます。
重量の間隔が2~3kg
ranker(ランカー)の40kgダンベルは17段階で重量の変更が可能ですが、変更できる重量が2~3kgと間隔が大きい点がデメリットになります。
一瞬で重量が変更できるパワーブロックは、1kg間隔で調整可能な商品があります。ドロップセットをする場合、2~3kgの間隔でしか変更できない点は不満に感じるかもしれません。
また可変式ダンベル40kgは5kg以下の重量設定ができないところもネックです。低重量で回数をこなすトレーニングする時に不便に感じました。
横のサイズが大きい
ダイヤル式という構造上、横のサイズがどうしても大きくなります。
固定式ダンベル20kgと比べると、約13cmの違いがあります。
ダンベルプレスやスクワットなど多関節種目は特に気にならないですが、アームカールやサイドレイズなどの種目をする時、横の大きさがすこし気になります。
プレートの重さに誤差あり
ranker(ランカー)のダンベルは中国製ということもあり、プレートの重さに若干の誤差があります。
これはranker(ランカー)の商品に限らず、20,000~40,000円のダイアル式商品は同様の重りの誤差が発生します。
ちなみに40kgにセットしたダンベルを体重計で測ったところ、下記の写真のように37.6kgとなり2.4kgの誤差がありました。率にすると6%の誤差になります。
プレートの重りの誤差が気になる方はボディーメーカーなど、日本のメーカー商品を選びたいところです。ですが残念なことに、ダイヤル式商品を扱っている日本メーカーはほとんどありません。
ダイヤル式は大半が中国製です。ネットでいろいろ調べたところ、どのダイヤル式商品も5%前後の重さの誤差があるみたいなので、この点は容認しないといけないかもです。
20kgと40kgのどっちを買うべき?
「いくらのダンベルを買うか?」「どのメーカーにするか?」も悩むところですが、「20kgと40kg、どっちを買うべきか?」迷う方も多いのではないでしょうか?
ダンベルを購入したぼくの意見は『40kgの可変式ダンベルを買いましょう』です。
大は小を兼ねるという単純な理由もありますが、一番の理由は筋トレを続けていると誰でも自然と重量が上がっていくからです。
筋トレ初心者の方でも週1~2回のトレーニングを続けていると、半年くらいで20kgの重さが普通に扱えるようになります。そして20kgの重さに慣れてくると、それでは物足りなくなります。
ダイヤル式ダンベルは重量が物足りなくなると新たに買い換える必要があります。値段は3~4万円と決して安い買い物ではないので、先のことを考えはじめから40kgのダンベルを購入した方が良いでしょう。
ダンベルの選び方について詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にして下さい。
自宅での筋トレにダンベルが必要な理由が知りたい方は、下記の記事を参考にして下さい。
Amazon人気商品「ボディーテック(bodytech)」との比較
Amazonの人気商品「ボディーテック(bodytech)」との違いが知りたい
Amazonと楽天の商品を比較する方も多いので、下記の比較表を作りました。
ranker(ランカー) | 内容 | bodytech(ボディーテック) |
24kg、40kg | 重さ | 20kg、32kg |
27,880円 | 20kg値段(税込) | 20,299円 |
38,999円 | 32kg、40kg値段(税込) | 53,770円(専用スタンド付) |
横44.5×高さ22×奥行21 | サイズcm(20kg) | 横35×高さ18×奥行18 |
横46×高さ23×奥行23 | サイズcm(32kg、40kg) | 横48×高さ18×奥行18 |
15段階 | 重量設定(20kgの場合) | 6段階 |
17段階 | 重さ変更(32kg、40kgの場合) | 9段階 |
ダイヤル式 | 重量変更方法 | グリップ式 |
30~35mm | シャフトの太さ | 35mm |
90日無料保証付き | 保証内容 | なし |
上記で色付けした部分は、他社製品と比べてとくに優れている内容になります。
- ranker(ランカー)の特に良い点
- 40kg商品がある
- 重量が細かく設定できる(15~17段階)
- 90日間の無料保証付き
- bodytech(ボディーテック)の特に良い点
- 20kg商品が約20,000円で購入できる
- 大きさがコンパクト
- 重量変更がグリップ式なので、ダイヤル式よりさらに簡単
細かく重量設定できるダンベルを探している人もいれば、大きさがコンパクトでシャープなデザインの商品を探している方もいます。魅力を感じるポイントは人それぞれ違うので、上記の比較表を参考に自分の理想にあった商品を見つけましょう。
まとめ
これまでranker(ランカー)の特徴やダイヤル式のメリット・デメリットなどについてお伝えしてきました。
ダンベルを購入を考えている方には、重量の設定が一瞬でできるダイヤル式がオススメです。プレートを付け替えるストレスから開放され、自分のリズムでジムと同じようなトレーニングが自宅でできます。
値段は2~3万円と決して安い買い物ではありませんが、ジムに通うことを考えると1年の内に十分もとがとれます。
また時間のメリットが大きいです。ジムに通う場合、行き帰りの時間やマシンの待ち時間がありますが、ダンベルがあれば自分のライフスタイルに合わせて体を鍛えることができます。
ダンベルは一生モノなので、これを機にダンベルの購入をしましょう。現在、注文しても到着までに長くて2ヶ月かかるので、早めの購入をオススメします。
自宅での筋トレにはトレーニングベンチがあると便利です。トレーニングベンチについて詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にして下さい。