ダンベルを買って家で筋トレを始めようと思うんだけど、種類がたくさんあってどれを選べばいいか分からない、、、
自分に合ったダンベルの選び方が知りたいな
こんな悩みを解決します。
- 記事の内容
- ダンベルの種類
- ダンベルの選び方
- ダンベルを選ぶ時の注意点
本記事を読むことで、ダンベルの種類や選び方を知ることができ、自分に合ったダンベルを見つけることができます。また購入する際の注意点も知ることができます。
本記事は3分で読めるので、ダンベル選びで悩んでいる人はぜひ最後まで読んで下さい
ダンベルの種類について
ダンベルは重さが決まっている「固定式ダンベル」と、重さが自由に変えられる「可変式ダンベル」の2週類あります。
それぞれの特徴について、これから詳しくご紹介させていただきます。
固定式ダンベル
固定式ダンベルは、重さがあらかじめ決まっていているダンベルになります。ジムにあるダンベルがこちらになります。
固定式ダンベルのメリット・デメリットは、下記になります。
【メリット】
- すぐにトレーニングが始められる
- 値段が安い
- サイズがコンパクト
【デメリット】
- 重さが変えられない
- 負荷のバリエーションが付けられない
- 重さの種類を揃えるのにお金がかかる
固定式ダンベルは重さを調節する手間がかからないため、スムーズな筋トレができるメリットがあります。
一方、重量が固定されているため、種目ごとに重量を変えたい場合はダンベルを買い足す必要があります。5kg、10kg、20kgの重量トレーニングをしたい場合、それぞれダンベルを購入しないといけないので、種類を揃えようとすると多額の資金が必要になります。
可変式ダンベル
可変式ダンベルは、自分の好みの重さに調節できるダンベルになります。
可変式ダンベルのメリット・デメリットは、下記になります。
【メリット】
- 自分の好みの重量に調節できる
- トレーニングのバリエーションが広がる
- 経済的
【デメリット】
- 重りの付替えが面倒
- 固定式ダンベルに比べて値段が高い
- 場所を取る
可変式ダンベルは重さが自由に変更できるので、トレーニングの幅が広がり、自宅でも本格的な筋トレができるようになります。固定式ダンベルは重さごとにダンベルを購入しなければいけませんが、可変式ダンベルは1セット購入すれば自由に重さが変えられるので、とても経済的です。
デメリットは、重りの付け替えに時間がかかることです。テンポよく筋トレをしたい人は、重りの付け替えの手間がストレスに感じるでしょう。また重量が増えていくと、それに合せてプレートの枚数も増えていくため、置くスペースがある程度ひつようになります。
2つのダンベルのメリット・デメリットを比較すると分かるように、両者は対極にあるダンベルであることが理解できると思います。どのポイントに魅力を感じるかは人それぞれなので、自分の目的にあったダンベル選びがたいせつです。次の章では、具体的なダンベルの選び方についてご紹介していきます。
ダンベルの選び方
ダンベルを選ぶ時のポイントは、下記の5つになります。
- 種類で選ぶ
- シャフトで選ぶ
- 素材で選ぶ
- 重さで選ぶ
- 値段で選ぶ
種類で選ぶ
ダンベルの種類は、先ほどご紹介した「固定式ダンベル」と「可変式ダンベル」の2種類になります。
自宅で色々な種目のトレーニングをしたい人、また本格的なトレーニングをしたい人は、可変式ダンベルを購入しましょう。
なぜなら、重量が自由に変えられるのでダンベルを買い足す必要がなく経済的で、またダンベルを置くスペースがそこまで必要ないからです。
筋トレを続けていると少しずつ扱える重量が上がっていきます。固定式ダンベルの場合、扱える重量に合わせてダンベルを買い足す必要がありますが、可変式ダンベルは自由に重さが設定できるので1セット購入すればそれでOKになります。
自宅で本格的に筋トレしたい方は、可変式ダンベルを選びましょう。一方、あなたが腕だけなど狙った場所だけのトレーニングを考えている場合、固定式ダンベルを選ぶと良いです。
ダイアル式ダンベル
ダイヤル式ダンベルは名前の通り、重量がダイアルで変更できるダンベルになります。ダイアル式ダンベルを一言で表現すると、固定式ダンベルと可変式ダンベルのデメリットをすべて解消した器具になります。
ダイヤルで重量が変更できるので、プレート付け替えの手間がかかりません。自宅でもストレスを感じることなくジムと同じような筋トレができます。またプレートが専用ラックに残るので省スペースで、広いトレーニングルームが作れなくても保管場所に困ることはありません。
値段は3~5万円と決して安くないですが、1セット購入すればダンベルやプレートの買い足さなくて良いので、もしあなたが自宅で本格的に筋トレしたいと考えている場合、可変式ダンベルの中でもダイアル式ダンベルを選びましょう。
シャフトで選ぶ
ダンベルの持ち手の部分を「シャフト」といいいます。
可変式ダンベルはシャフトの両端からおもりの付け替えを行います。このシャフトには「ノーマル式」と「スクリュー式」の2種類あります。それぞれの違いは、下記になります。
- ノーマル式シャフト:ストッパーがプレートと密着するタイプ
- スクリュー式シャフト:ストッパーをシャフトにスクリューさせてプレートを止めるタイプ
ノーマル式は、ストッパーをシャフトにスポッとはめて留めるタイプになります。スクリュー式は名前の通り、ストッパーをシャフトにぐるぐるスクリューさせて留めるタイプになります。
ノーマル式は脱着が早いメリットがありますが、装着がゆるいと外れてプレートが落ちる危険があります。スクリュー式は脱着の時間はかかるものの、ストッパーがしっかり装着されるのでプレートが外れて体の上に落ちるといった危険はありません。
安全性を求めるならスクリュー式を選びましょう。
プレートの素材で選ぶ
プレートの素材は「鉄」「メッキ」「ラバー」の3種類があります。それぞれの特徴は、下記になります。
- 鉄:鉄タイプ
- メッキ:鉄をメッキ加工したタイプ
- ラバー:プレートをゴムで覆ったタイプ
鉄タイプは、鉄アレイとよばれる両端が球状になっているダンベルです。
メッキタイプは、鉄をメッキ加工したタイプのダンベルで、鉄アレイに比べて錆びにくく、耐久性が高いのが特徴になります。
ラバータイプは、プレートがゴムでカバーされたダンベルで、床に置いた時の衝撃を吸収してくれる特徴があります。自宅でダンベルを使用する際は、床に傷がつきにくく、衝撃音が鳴りにくい「ラバータイプのダンベル」がオススメです。
重さで選ぶ
ダンベルの重さは様々なので、自分に合った重さのダンベルを選びましょう。
とはいっても、どの重さが自分に合っているのか分からないですよね。そこで、参考となる重さの目安を下記に挙げました。
- 筋トレ初心者(男性):5~10kg
- 筋トレ初心者(女性):2~5kg
- 筋トレ中級者(男性):10~20kg
- 筋トレ中級者(女性):5~15kg
- 筋トレ上級者:20~40kg
筋トレ初心者の方は、最大でも10kgの重量があれば十分でしょう。いきなり重たい重量を扱うと、怪我の原因になります。最近スポーツショップやドン・キホーテで色んな種類のダンベルが販売されるようになってきたので、実際に触って手に取ってみて重量感を確かめてみましょう。
筋トレ中級者の方は、20kg前後のダンベルがオススメです。「自分には重すぎる、、、」と最初は思っていても、筋トレを続けていると重量は自然と上がっていきます。『大は小を兼ねる』ではないですが、買い足すことがないよう最初から20kg前後のダンベルを選びましょう。
筋トレ上級者の方は、40kg前後のダンベルがオススメです。プレートやダンベルをその都度買い足しているとかなりの高額になってしまうので、40kgのダンベルを選びましょう。種類はダイアル式がオススメです。
値段で選ぶ
人によってダンベルにかけれる予算が違いますよね。
予算2,000円前後
予算が2,000円前後の方は、上記のような固定式ダンベルがオススメです。以前は鉄アレイが主流でしたが、最近ではカラフルでおしゃれなダンベルが多く発売されていいます。
もしあなたが筋トレ初心者の場合、まず2,000円前後で購入できる商品を選びましょう。
予算10,000円前後
予算が10,000円前後の方にオススメなのが、可変式ダンベルになります。
自分の好みに合わせて重量の変更ができるタイプです。10,000円前後の予算で、20kg前後の可変式ダンベルが購入できます。
予算20,000円前後
予算が20,000前後まで出せる方は、ダイアル式がオススメです。
プレートの付け替えの必要がないので、リズムを崩すことなく筋トレできます。もしあなたが自宅でもジムと同じような本格的なトレーニングをしたいと考えているなら、ダイアル式を選びましょう。
ダンベルを購入する時の注意点
自分に合ったダンベルが少しずつ見えてきましたでしょうか?
ですが、購入の際に注意することがいくつかあります。ここからは、選び方の注意点についてご紹介していきます。
シャフトの太さは直径28mmを選ぶ
シャフトの太さは、直径28mmサイズを選びましょう。
なぜなら、公式競技に使われているシャフトの太さは28mmだからです。ジムのダンベルは、ほとんどがシャフトの太さ28mmとなります。ジムと同じ感覚で自宅で筋トレしたいなら、直径28mmサイズを選びましょう。
ダンベルは2個セットで購入する
固定式ダンベルを購入する時は、2個セットで購入しましょう。
理由は、筋トレの種目はダンベルを2個使うトレーニングの方が多いからです。1個だけでもトレーニングできますが、2個ダンベルがあるとトレーニングの幅が広がります。
値段は高くなりますが、筋トレの効果はその分早く出るので、かならず2個セットで購入しましょう。
鉄製はやめた方が良い
鉄製のダンベルの購入はオススメしません。
なぜなら、重り同士の接触により鉄くずが発生して床を汚す原因になるからです。またぶつかった時の衝撃が大きいので、部屋を傷つける恐れもあります。
今はラバータイプが主流になってきて、鉄製のダンベルはあまり見かけなくなりました。鉄製はデメリットが多いので、購入は控えましょう。
まとめ
これまでダンベルの選び方についてお伝えしてきました。
ダンベルの選び方でたいせつなのは、自分の目的にあったダンベルを見つけることです。本格的にトレーニングしたい人もいれば、運動不足解消のために筋トレを始める人もいます。またダンベルにかけれる予算も違います。
重さや種類が豊富なので、ダンベル選びは迷うことが多いですよね。そんな時は、本記事を読み返していただき自分に合ったダンベルがどれなのか?じっくり考えていただければと思います。
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ダンベル以外に揃えたい器具にトレーニングベンチがあります。トレーニングベンチについて詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にして下さい。