せっかくトレーニングするなら、最速で成果を出したいな、、、遠回りしないためのポイントがあれば知りたい
本記事は、上記のような方に向けての記事になります。
結論から先にお伝えすると、トレーニングには5つの原則があります。
- 漸進性(ぜんしんせい)の原則
- 全面性の原則
- 意識性の原則
- 反復性の原則
- 個別性の原則
筋トレの原則を知らないでトレーニング。それは、ルールを無視してスポーツしているのと同じことになります。
毎日の忙しい生活の中で、貴重な時間を使ってトレーニングしているので、誰もが最速で成果を出したいと思いますよね。
そこで本記事では、筋トレの効果を高めるために必ず知っておきたいトレーニングの原理原則についてお伝えしていきたいと思います。
筋トレにも原理原則があるよ。その内容を知っているのと知らないでは今後の効果に大きく差が出てくるから、5つの原則をしっかりおさえておこうね
トレーニングの5つの原則|遠回りしないためのおさえたいポイント
繰り返しになりますが、トレーニングの原則は、下記の5つです。
- 漸進性(ぜんしんせい)の原則
- 全面性の原則
- 意識性の原則
- 反復性の原則
- 個別性の原則
では、順に見ていきましょう。
①漸進性(ぜんしんせい)の原則
トレーニングのたびに、扱う重さを上げていく。
これが『漸進性(ぜんしんせい)の原則』です。
たとえば、毎回、40㎏の重さで10回できるトレーニング。これは、NGということです。
ずっと同じ重さでトレーニングしていると、筋肉はその環境に慣れてしまいます。
筋肉は、人と同じです。
ぼくたち人間は同じ環境で生活していると、その環境に慣れてしまいます。
環境を変えると人が変わるのと同じように、筋肉も常に環境を変えてあげることが必要です。
「筋肉が、なんかいつもと違うぞ?重たいぞ?」と感じさせるトレーニングをする。
これが『漸進性(ぜんしんせい)の原則』です。
②全面性の原則
全身をバランスよく鍛える。
これが『全面性の原則』です。
たとえば、厚い胸板が憧れだから、上半身ばかりトレーニングする。
たしかに上半身の筋肉は、ガッツリつくかもです。
とはいえ、下半身は細いままなので、筋肉のバランスが悪く、あと見た目も良くありません。
また、筋肉のバランスが悪いので、けがやパフォーマンスの低下にもつながります。
上半身と下半身。からだの前後・左右。360度、まんべんなく鍛える。
これが『全面性の原則』です。
③意識性の原則
鍛える筋肉を意識してトレーニングする。
これが『意識性の原則』です。
具体的には、下記のようなイメージです。
- この筋肉を狙って負荷をかけよう
- 正しいフォームができているか?
意識することで、最後までしっかり追い込むことができます。
そして、重量をコントロールすることができます。
筋トレは、筋肉の収縮運動(伸び縮みの運動)です。
「起始(どこから始まって)」と「停止(どこで止まるか」
この起始停止ポイントを意識できるかどうかで、筋肉の付き方は全く違います。
鍛える筋肉を意識してトレーニングする。
これが『意識性の原則』です。
ちょっとマニアックかもですが、筋肉の名前や起始停止ポイントについては、この本を見ればすべて分かります。
これを読めば、トレーニングの世界が変わります。
④反復性の原則
「反復」と「継続」
これが『反復性の原則』です。
1週間がっつりトレーニングして、1週間トレーニングを休む。
これはNGです。
何事もバランスが大切です。
トレーニングを習慣にする。
これが『反復性の原則』です。
⑤個別性の原則
自分の能力やからだにあったトレーニングをする。
これが『個別の原則』です。
人のからだ、特徴は、それぞれちがいます。
性別、年齢によっても、からだの状態はちがってきます。
男性は、全身を鍛えるトレーニング。
女性は、下半身中心のトレーニング。
20代は、とにかく重量を求めるトレーニング。
50代は、筋肉を維持するトレーニング。
100人いたら、100通りのトレーニングがあります。
自分に合ったトレーニングをする。
これが『個別性の原則』です。
まとめ
繰り返しになりますが、トレーニングの原則は下記の5つです。
- 漸進性(ぜんしんせい)の原則
- 全面性の原則
- 意識性の原則
- 反復性の原則
- 個別性の原則
上記5つの内、どれか1つでも欠けてしまうと、成果が出るまでに遠回りすることになります。
5つのポイントを意識してこれからトレーニングしてみてください。
あともう1つ、大切なことがあります。
それは、「楽しんでトレーニングをすること」
成果を求めるのも大事ですが、楽しんでトレーニングできるのが一番です。
これから、トレーニングをスタートさせようと考えている方。
また、トレーニングをはじめたばかりの方。
この5つの原則を守ってトレーニングしてみてください。