美容院の雑誌について|電子書籍化で感じる時代の変化

体験談

先日、自分の行きつけの美容院に行ったときのはなし。

 

自分の理想なヘアスタイルを再現してくれる店長さんに席に案内されカットスタート。

 

いつものように雑誌を読もうとすると、テーブルに雑誌がない・・・

 

そのリアクションに気付いた店長さんが

 

先月から雑誌を電子書籍に変えたんですよ。とても便利なので。

 

『美容院雑誌の電子書籍化』

 

店長と話をしていた時に考えさせられる内容がありましたので、今回この記事を書きました。

美容院の雑誌について|電子書籍化で感じる時代の変化

  

美容院の雑誌について
 

・コスト・手間の削減

 

美容院の電子書籍化のいちばんのメリットは「雑誌のコスト削減」。

 

わたしが行きつけの美容院は、ヘアスタイル関係の雑誌からファッション誌・旅行雑誌・ビジネス誌など常時40冊以上用意されていました。

 

それが電子書籍に変えることで、雑誌40冊が電子書籍1台にスリム化。

 

電子書籍はNTTドコモが提供している月額400円のDマガジン。

 

雑誌200冊以上が月額400円で読めるサービスのため、端末購入を考えても1年もあれば初期投資は十分に回収ができます。

 

わたしが通っている美容院はチェーン展開されているお店ですが、その経営者は「雑誌のコスト削減」が決め手となり電子書籍化を進めたみたいです。

 

もう一つのメリットは「手間の削減」

 

雑誌の場合、年齢層やお客の好みに応じて提供しなければいけませんでしたが、電子書籍であればその必要もなし。

 

『1つのカット台に1台の電子書籍』

 

これによりスタッフの手間が削減されます。

 

・サービスの向上

 

コスト削減や手間の削減のメリットもありますが、経営者が求めているのは「空いた時間によるサービスの向上」

 

『雑誌の提供や管理など空いた時間を、お客様のサービス向上の時間に変える』

 

これを聞いたとき、経営者の考え方はさすがだなと思いました。

 

電子書籍化の便利さを喜ぶお客さんやスタッフは当然います。

 

しかし一方、電子書籍になれていない人や高齢者の人で文字が小さくて読みずらいなど不満を持つ人もいると思います。

 

『コストや手間の削減といった目先の利益だけなく、サービスを向上させることでどのお客さんでも満足してもらえる環境作りをする』

 

これこそがその美容院の経営者が求めていることでした。

 

・人材育成について

 

 「電子書籍化」について話している店長の顔を見ていると、なぜか手放しで喜べない様子。

 

不思議に感じたため聞いてみると、店長の複雑な想いを聞くことができました。

 

それは「人材育成」

 

美容院に行ったことがある人は誰もが経験あると思いますが、お店に入って席に座ると若手スタッフがさりげなく雑誌を持ってきてくれますよね。

 

あれは若手スタッフが、「お客さんの外見」「以前来店時の会話」からそのお客さんの志向を読みとり、好みを予想してそれに関連した雑誌を提供してくれるわけです。

 

誰もが自分が求めている雑誌を持ってきてくれるのはうれしいものです。

 

たまに的外れな雑誌を持ってくるスタッフもいますが(笑)

 

「雑誌の電子書籍化が若手スタッフの観察力育成の足を引っ張ることにならなければ」という店長の複雑な想いでした。

 

美容師の世界では、「カット技術」以外に「お客さんの観察力」も美容師の能力として求められると聞きます。

 

『雑誌の提供から観察力を鍛える』

 

これについては人それぞれ意見があると思いますが、わたしと年齢が近い店長の気持ちが理解できます。

 

人に指示されなくても問題意識を持って仕事ができるスタッフは、たとえ雑誌が電子書籍化になってもお客さんの観察力は自分で鍛えるでしょう。

 

そうでないスタッフは、観察力を鍛える機会が1つ減ってしまったことになります。

 

「便利さ、コスト」と「人材育成」の関係

 

これは美容師の業界だけでなく、どの業界でも今後課題になるテーマといえるのではないでしょうか?

 

美容院で考えさせられるテーマが出てくると思いもしませんでしたが、勉強になりいい機会になりました。

 

ではでは

 

体験談
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