アマゾンエフェクトの本から学んだこと|デジタルシフトについて

どーも、こんにちは。ともです。

 

先日、仕事で取引先の総会に出席した時、メガバンク出身の女性執行役員の方の講演がありました。その後の懇親会。わたしは、そんな雲の上の存在の方とはなしをする機会はめったにないと思い、失礼とは思いつつも、人だかりができている状況の中、隙を見て話しかけました。

 

今後の金融機関やお金のことなど、貴重なはなしを聞くことができました。お礼をいって、最後に「最近読んだ本で、オススメがあれば教えてください」と相談。すると、「鈴木康弘さんのアマゾンエフェクトがおもしろかったよ」とアドバイスもらました。

 

大手メガバンクの執行役員の方から推薦された「アマゾンエフェクト」。今回、その「アマゾンエフェクト」について、書評ではないですが、考えさせられた内容についてお伝えしていきたいと思います。

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アマゾンエフェクトの本から学んだこと|デジタルシフトについて

 

アマゾンエフェクトの本から学んだこと

 

この本に書かれてことは、衝撃の連続でした。

 

アマゾンエフェクトとは

 

そのまま訳すと、アマゾンのエフェクト(効果)。これは、アマゾンの快進撃の陰で、業績や株価が低迷の影響を受けるアメリカ企業が増えている現象をさします。

 

CDや本、電化製品やおもちゃなど。何となくイメージが沸く分野もあるかもですが、影響を受ける業界は、百貨店やスーパーに限らず、生鮮日や衣料品、コンテンツ産業など、幅広い業態に及びます。

 

アマゾンの企業理念

 

「地球上でもっともお客様を大切にする企業」

 

売上は、みなさんイメージのイメージ通りで右肩上がり。2016年の売上は、約15兆円と絶好調。とはいえ、実は、営業利益率は3%ほど。なぜ、こんなに利益率が低いのか?

 

その理由は、稼いだ利益の大部分を、ネット通販の値下げ、新規事業や物流網構築などの長期的な投資につぎ込むから。

 

上場企業でありながら、株主の配当を一度も払っていません。株主利益優先より顧客利益優先。普通の大手企業であれば、株主を第一優先にしますが、顧客圧倒主義。

 

「会社の利益を未来に投資する」

 

これが、アマゾンの急成長の理由です。

 

日本の企業とアマゾンの売上に対する考え方

 

日本では、売上の増減を判断する時、1店舗・1日当たりの「客単価×客数」で判断。一方、アマゾンは「ライフタイムバリュー(顧客生涯価値)×アクティブユーザー数」で判断。

 

ちょっと難しい、、、かみ砕いた表現にします。

 

日本の企業は、「1日ごとの売上と利益の数字」を見ています。一方、アマゾンは、「一人の顧客が、取引をはじめてから終わりまでの期間において、どれだけの利益をもたらすか」を見ています。

 

囲碁で例えると、すぐ目の前の隣に碁石を打っているのが日本。50手目、100手目を考え、遠く離れたところを打っているのがアマゾン。これくらい、考え方が違うということ。

 

ソフトバンクの孫会長が、企業の買収を進めていた時、同じようなたとえをしていたのが印象的でした。

 

無人コンビニの考え方の違い

 

1つ具体例をあげてみましょう。

 

日本の無人レジのコンビニ実験。商品についているICタグやバーコードを機械やスマホで読み取ります。こちらは、顧客が自分で行うことが前提になってます。

 

一方のAmazonはAIを駆使。店内の商品と顧客を丸ごと認識するやり方。これによって、レジに並んで待つことや自分で読み取る手間が省けます。顧客が起点となっている発想=カスタマーファースト。日本とそもそも、発想が違いますね。

 

これではいけないと、日本でも最近、東京の駅ナカに同じ形態のコンビニが出店しました。とはいえ、アマゾンに追いつくまでには相当な時間がかかりそうですね、、、

 

トイザラスの倒産

 

日本の企業との比較を出しましたが、アメリカ国内でも当然、アマゾンの影響をモロに受けた企業もあります。それは、トイザラス。

わたしたちが子どものころ、デパートのおもちゃ売り場は天国でしたよね。そんな中、トイザラスは1991年に日本に上陸。デパートの世界しか知らない自分たちにとって、トイザラスの店舗は夢の世界でした。

 

そんなトイザラスも、アマゾンの影響によって失速していきます。自宅で商品が買える。値段も、店舗と変わらない。だったら、アマゾンにシフトしていきますよね。

 

トイザラスも対抗策として、ネット販売を開始。とはいえ、サイトは、1回作ったきりほとんど画面が変わらないマンネリ化。

一方、アマゾンは画面が見るたびに変化。どのデザインが、顧客の購買率が高いか常にテストし、新しいサイトをつくり続けています。これが大きな原因。

 

あと1つ原因をあげると、トイザラスは「ネットでは、店舗で扱っている商品が買えればいい」という発想が抜け出せなかったこと。

 

トイザラスは情報を発信し、消費者がそれを受け取るという「一方通行」。アマゾンは、消費者のサイト訪問から、欲しい物や興味あるものを読みとり、提案していく「双方通行」。

 

控えめにいって、この考え方の違いだと、トイザラスは惨敗ですね。

 

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これからはデジタルシフト

アマゾンエフェクトの本から学んだこと

デジタルシフトの波が押し寄せてきています。

 

人とコンピューターをつなぐ変化

 

パソコンが登場したとき、最初使っていたのは、キーボードとマウスでしたね。それから、スマートフォンが誕生。タップとスワイプにかわって、わたしたちは、五本の指を動かす操作から解放されました。

次に来るのは音声認識。声を発することは年齢に関係なく、だれにでもできる。高齢化が進む中、ITに不慣れな人でも、声だけで操作ができます。

 

アレクサが一家に一台の生活。5年後は当たり前になっているかもですね。

 

デジタルシフトとは制約から解放されること

 

デジタルシフトの本質。それは人々が「時間」「距離」「量」「方向」から解放されること。

4つの解放はこんな感じ。

 

時間の制約→いつでも瞬時に

距離の制約→世界中どこでも

量の制約→無限のコンテンツ

方向の制約→双方向のコミュニケーション

 

インターネットがあれば、24時間、世界中どこにいても、無限の情報に、つながることを可能にしてくれます。

 

リアル×ネットという考え方

 

「アマゾンエフェクト」の著者 鈴木康弘さんは、セブングループに在籍。「オムニ7」って聞いたことあるかもですが、リアルとネットの融合として、システムが開発されました。とはいえ、わたしを含め、利用したことがあるかどうか考えると、控えめにいって、記憶にない程度です、、、

 

コンビニ、スーパー、百貨店、各種専門店、レストラン、ネット販売など、あらゆる業態が扱う商品について、24時間、いつでもどこでも買い物ができ、都合がいい時間に身近に店舗があるセブンイレブンで商品を受け取れるようにする。これがセブングループが目指している完成系といわれていますが、、、控えめにいって、利用している人は、あまりいないような気がします。

 

店舗で販売している商品の一部をネットでも販売するという「リアル+ネット」の足し算が今の現状。ネットとリアルを融合するには、「リアル×ネット」のかけ算がひつようになります。

 

アマゾンがこれからも常識を覆す

 

先日、びっくりするようなニュースが飛び込んできましたね。

 

 

今回、メガバンクの女性執行役員から勧めてもらった「アマゾンエフェクト」。きっと、このはなしはすでに知っていたんでしょうね。自分たち銀行業界も、アマゾンの波にのまれてしまう、、、そう感じているのかもです。

 

あることがきっかけで読むことになった「アマゾンエフェクト」。デジタルシフトについて、いろいろ考えさせられる本でした。興味がある方は、ぜひ、読んでみてください。ではでは

 

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